劇場版文学少女を見てきた
高校に入学したばかりの新入生、井上心葉(声:入野自由)は、白い花を満開に咲かせた大きな木蓮の木の下で本を読んでいる女生徒を見つける。その光景に見とれていると、少女は本のページを破って食べ始めた。驚く心葉を、その少女、天野遠子(花澤香菜)は「今日からきみは文芸部に入りなさい」と強引に入部させてしまう。心葉よりひとつ年上の遠子は、物語や文学を愛するあまり、本当に本を食べてしまう“文学少女”であった。そんな彼女の秘密を知ってしまった心葉は、遠子のために“おやつ”を書く日々を送ることになる……。
で感想は、意外にも良かった!です。
期待を一切しないで行ったのが良かったのかな。結構じわじわくるものがる。
以下、ネタバレのないどうでもいい僕の感想。
世間的にどうかは別として、
花澤香菜、平野綾(デコビッチ)、小野大輔、水樹奈々、豊崎愛生、斎藤千和、
あとはモブキャラで日笠陽子など意外と個人的には魅力的な声優陣!
どうでもいいけど花澤さん仕事し過ぎじゃね?
花澤香菜さん演じる、天野遠子が素晴らしい。
最初違和感を感じたけれど、見終わってみると聖母にしかみえないような圧倒的な包容力と優しさがにじみ出ているわけで、ここは声を大きくしていっておこう。
天野遠子は俺の嫁。と。
花澤さんは千石撫子もとい、ちりつもやまとなでこみたいな妹、年下系が似合うと思ってたんだけど、
先輩キャラが意外と合っていた。優しい声の先輩、ええで!
今回、軸として宮沢賢治の銀河鉄道の夜があるんだけど、
それのせいか夜の電車系の描写がすごく綺麗だった。読んでない人…学校で僕はやったし読んでない人は少ないかもだけど読んでいった方が楽しめるかもね。
どうでもいいけどアニメって夜空、というか星空の描写、それに関するストーリーが多い気がする。
ちなみに、原作未読でも楽しめるような作りは当然されているけど絶対読んでいく方が楽しめると思う。
あと、意外だったのが平野綾の迫真の演技。これ以上は言えないけど…
さすがだなぁ。唐揚げ食べ放題選んでごめんなさい。
ちなみに主人公である井上心葉について書いていないのは仕様です。
まぁ結構嫌いなタイプ。優柔不断系。でも言ってしまえばそうでないと物語が進まないのでしょうがない。
あと、希望としてどうせなら文学少女、テレビアニメ化して、しっかりとした時間の中で見たいかも。
映画でこの話は結構駆け足だったかな?とは思った。
けど見るか見ないか迷ってる人、暇な人は見に行ったらいいと思う!!